睡眠薬常用、目にダメージ


「睡眠薬常用、目にダメージ…神経過敏でけいれん」という記事を見つけましたので、ご紹介します。

 睡眠薬常用、目にダメージ…神経過敏でけいれん

 睡眠薬や抗不安薬を長期服用すると、脳の中央にある視床が過度に興奮し、まぶたのけいれんや目のまぶしさ、痛みなどを伴う眼瞼がんけんけいれんが引き起こされ、服薬をやめても視床の興奮が続く例があることが、神経眼科医らの調査で分かった。

 脳研究の国際的な学術誌電子版に論文が掲載された。

 三島総合病院(静岡県三島市)の鈴木幸久眼科部長と東京医科歯科大の清澤源弘臨床教授らが11年前から調査を開始。不眠症などでベンゾジアゼピン系や類似の睡眠薬、抗不安薬を長く服用し、眼瞼けいれんを発症した患者21人(服薬期間の平均は約4年)を対象とした。服薬を2週間以上中断してもらい、薬の直接的な影響を除き、ポジトロン断層法と呼ばれる画像検査で脳の活性度を調べた。
 このデータを健康な男女63人、薬と関係なく発症した患者21人、服薬中だが未発症の24人(検査時は薬を2週間以上中断)の画像と比較した。
 その結果、服薬中の発症患者は、全身の感覚情報を大脳に中継する視床が健康な人よりも激しく活動していた。薬の影響で、視床の神経細胞の興奮を抑える働きが鈍り、神経が過敏になって目の症状が引き起こされたとみられる。

引用:睡眠薬常用、目にダメージ…神経過敏でけいれん(リンク切れ) こちらに残ってます → Archive.org
関連記事:断薬後も消えない症状

 やはり目にもダメージがあったのかと思いました。私は目の疲れがどうしようもなく、目薬をさしても良くならないことは服用期間中にありました。完全断薬後に目を開けていられないぐらい目が疲れてしまって、何もできないという日が続いたこともあります。そういう時は、室内でもサングラスをして目の負担を減らしていました。

 調査にあるように、平均約4年間もベンゾジアゼピン系を服用していた状態から、2週間中断したら離脱症状が出てもおかしくはありません。ほとんどの人に離脱症状が出ているだろう。離脱症状の原因はGABA-A受容体(ベンゾジアゼピン受容体)の密度低下による影響のようです。論文を読めば理解が出来ると思います。

 ベンゾジアゼピン系などGABA-A受容体作動薬は筋弛緩の効果があり、薬を中断すると逆に筋硬直する。目のピント調整が上手くいかなくなるのはその点からも想像ができます。

 眼球と脳は視神経で直結しています。目に影響があるという事は脳にもダメージがあるという事です。

私のその後について

 おかげさまで、減薬して5年経った今では目の疲れは全くなくなりました。目薬も使わずに過ごしています。

補足・参考資料

 心療眼科医の若倉雅登さんが「ベンゾジアゼピン眼症」として取り扱っています。

 


 

※この記事は2014年6月30日に公開したものに、修正加筆を行いました。


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